長距離トラック運転手の・魅力・大変さ・向いている人・なるには
長距離トラック運転手とは読んで字のごとく長距離をトラックで走る仕事です。
長距離と言っても荷物によって働き方も様々、初心者が始めるとしたら大型ウイング車による一般貨物の貸切がおすすめかと思います。求人数も多く、とにかく色んな荷物を積み色んな土地へ行くので嫌でも経験値が上がります。その中で自分に合った仕事を見つけて専門性の高い会社へ転職するなど次へ繋げて行けると思います。
長距離トラック運転手の魅力
高収入
地場ドライバーに比べて高収入。大手企業から零細企業まで様々なので正直言ってピンキリですが、昨今の人手不足により体力のある会社から賃金は上昇してきた感があります。
住んでいる土地にもよりますが手取り40~60ぐらいが相場でしょうか?後はこれに運行費が支給される会社だとプラス3~5万円。僕が知ってる限りでは年収1000万の会社もありますが、誰も辞めず求人は出ませんね。
人間関係
勘違いしないで欲しいのですが「長距離トラック運転手は人間関係がないから楽」なんて言う人がいますが、そんなことありません。一人で好き放題やってたらそりゃダメになりますよ。
同僚など他のドライバーとの情報交換も円滑に運行するためには必要ですし、現場での作業員さんともある程度コミュニケーション取らないとやっていけません。でも他の仕事に比べたら人間関係のストレスは低いと思います。(走り出したら一人なんで)
専属車両、新車に乗れる
大半は自分専用の担当車を与えられると思います。1度乗ったら当分の間は乗るので自分好みに室内に手を加えて快適に走れるように 好みのカーテンに変えたり、テレビ ナビゲーション タブレット 冷蔵庫 ポットなど装備する人が多いです。走るワンルームですからね (笑)
後は遠方での故障のリスクを減らす為に新車を優先的に長距離に回す会社が多いので新車に乗れるチャンスも長距離は高いです。最近増えてきた外車勢、スカニアやボルボなどカッコイイですね。
色々な所へ行ける
当たり前と言えば当たり前なんですが、色んな場所に行けます、行かされます (笑)
その土地土地の風景や空気感、方言や食べ物初めの頃は楽しいです。もう慣れてしまったけど・・・ 家族で旅行に行った時にみんなワーワー盛り上がる時に共感出来ない自分はちょっと悲しかったりもしますハイ。(ここ先月来たんだよな~みたいに)
まあ、道は詳しくなりますよナビゲーション無しでも。
長距離トラック運転手の大変さ
生活リズム
毎回同じ運行の定期便なら慣れてしまえば生活リズムも整いがちですが一般貨物のフリーだと
そうは行きません
夜中に帰宅したり、昼間に眠くも無いのに寝ないといけない場合もあります
そういった事では生活リズムをとるには長距離トラック運転手は慣れないと大変です
身体への負担
長時間の運転による目の疲れ、腰の痛み。人によっては休憩の度に目薬をさしたり、休日にマッサージを受けたり、工夫は必要です。特にギックリ腰がトラック運転手は定番です。僕も何度か経験していますが、初めの頃は我慢して走ったりして逆に周りに迷惑をかけるのがわかったので、割り切って2,3日休むようにしてます。10年ぐらい無いかな?
家族や恋人との時間
向いている人
とにかくトラックが大好き
向いている人の特徴
一人でいるのが平気
ひとり
いつでもどこでも寝れる
自分もそうなんだけど、一人でいる事が平気な人。更にどこでもいつでも寝れる人は向いてます 笑
長距離トラック運転手になるには
普通免許からステップアップし、中型免許・大型免許を取得、運送会社に就職し、まずは地場配送からとよく言われますが、別に中型飛ばして最初から大型でもいいと個人的には思います。自分の周りの今の若い子達はみんな最初から大型です。乗って見ないとわからないのですが乗用車と違い安定性もあり運転席からの視界が高く広いので同じ100キロ走ったとしても疲労度は実はトラックの方が低いです
まとめ
長距離トラック運転手は、体力的にも精神的にも大変な仕事ですが、人によってはまさに天職にもなり得ます。
「運転が好き」「高収入を目指したい」という人には、挑戦する価値のある仕事と言えるでしょう。

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