長距離運転手として働く 30年やって思う事

トラック運転手

長距離トラック運転手の・魅力・大変さ・向いている人・なるには

長距離トラック運転手とは読んで字のごとく長距離をトラックで走る仕事です。

1運行往復1000キロ? 2000キロ?

明確な定義はないけど自分の中では車中泊を伴う往復1000キロぐらいから長距離運転手と言ってもいいのではないかと思います

僕が長距離運転手になった30年前とは環境はガラリと変わりました

よくなった点もあれば悪くなった点も・・・・

長距離トラック運転手の魅力

高収入

地場ドライバーに比べて高収入。大手企業から零細企業まで様々なので正直言ってピンキリですが、昨今の人手不足により体力のある大手運送会から賃金は上昇してきた感があります


住んでいる土地にもよりますが手取り40~60ぐらいが相場でしょうか?後はこれに運行費が支給される会社だとプラス3~5万円

ただ本音を言えば、雇う側も『ない袖は振れぬ』なので何を運んでいるか?直荷?何次下請け? 倉庫ありなし? 同じ長距離運転手でも会社が違えば待遇は一概には言えません

運転手同士の生情報抜きにこれらを知るのはちょっと難しいですね(求人情報では分からない)

昔は年収700、800もそんなに珍しくない。1000万円越えもありましたから、これに比べたら高収入といえるのかは疑問ですが当時の業務内容は今では考えられない内容でしたからねwww

人間関係

勘違いしないで欲しいのですが『長距離トラック運転手は人間関係がないから楽』なんて言う人がいますが、そんなことありません

一人で好き放題やってたらそりゃダメになりますよ
同僚など他のドライバーとの情報交換も円滑に運行するためには必要ですし、現場での作業員さんともある程度コミュニケーション取らないとやっていけません

でも他の仕事に比べたら人間関係のストレスは低いと思います。(走り出したら一人なんで)

運転中は好きな音楽を聴き放題!気の合う同僚や運転手友達と電話で会話!かなり気楽です

専属車両、新車に乗れる

大半は自分専用の担当車を与えられると思います

1度乗ったら当分の間は自分だけが乗るので自分好みに室内に手を加えて快適に走れるように 好みのカーテンに変えたり、テレビ ナビゲーション タブレット 冷蔵庫 ポットなど装備する人が多いです。寝泊まりをする走るワンルームですからね w


後は遠方での故障のリスクを減らす為に新車を優先的に長距離に回す会社が多いので新車に乗れるチャンスも長距離は高いと思います

最近増えてきた外車勢、長距離運転手なら誰もが一度は乗ってみたいトラック

スカニアやボルボなどカッコイイですね

大手運送になるとトラックは乗りまわしで、宿泊は会社の施設を利用するケースもあります

ビジネスホテルを利用している会社もありますがかなりの稀です

色々な所へ行ける

当たり前と言えば当たり前なんですが、色んな場所に行けます、行かされます w


その土地土地の風景や空気感、方言や食べ物初めの頃は楽しいです。

もう慣れてしまったけど・・・ 

家族で旅行に行った時にみんなワーワー盛り上がる時に共感出来ない自分はちょっと悲しかったりもしますハイ。『ここ先月走ったよな~』みたいに


まあ、嫌でも道は詳しくなりますよナビゲーション無しでも

長距離トラック運転手の大変さ

生活リズム

毎回同じ運行の定期便なら慣れてしまえば生活リズムも整いがちですが一般貨物のフリーだと
そうは行きません

夜中に帰宅したり、昼間に眠くも無いのに寝ないといけない場合もあります

そういった事では生活リズムをとるには長距離トラック運転手は慣れないと大変です

身体への負担

長時間の運転による目の疲れ、腰の痛み。人によっては休憩の度に目薬をさしたり、休日にマッサージを受けたり、工夫は必要です

特にギックリ腰がトラック運転手は定番です。

僕も何度か経験していますが、初めの頃は我慢して走ったりして逆に周りに迷惑をかけるのがわかったので、割り切って2,3日休むようにしてます。10年ぐらい無いかな?

家族との時間

どうしても家を空けなければならない為に子育てなど奥さんに負担が掛かるのは事実ですね

後は頼れる親族が近くにいるかどうかでも違いますしね

僕は娘が3歳ぐらいの時に『今日ママの家に泊まってっていいよ』と言われて奥さんと大笑いした事があります。(いや~30年ローンでパパが買ったんだけどなあ・・・・www

カメラ 監視社会 SNS

これは現代社会ならではの問題と自分では思うのですがSNSって便利な点もあれば使い方によってはちょっと厄介なものでして・・・・・

トラックって車体が大きいだけにどうしても目立ってしまいがちです

なので、知らない場所などで悪気がなくても強引に見えてしまう車線変更

430休憩で仕方なく止まっている場所が非常識に見えたり

これらをSNSにあげるのは本当に勘弁して欲しい。     ここは注意が必要ですね

向いている人

とにかくトラックが大好き

僕の場合も例に漏れずとにかく『トラックが大好き』が始まりでした

年齢性別問わずにトラックというか、バイクや車そもそも乗り物好きな人が多いと思いますね、特に長距離運転手って。その延長線上にトラックがあるような感じ

もちろんそうじゃない方々もいらっしゃるけどね

一人でいるのが平気

基本、ほとんど一人ですからね。平気じゃないと無理ゲーですwww

いつでもどこでも寝れる

自分もそうなんだけど、一人でいる事が平気な人。更にどこでもいつでも寝れる人は向いてます www

結構、大事なんですよコレ。むしろ長距離運転手としての才能ですよ

長距離トラック運転手になるには

よく普通免許からステップアップし、中型免許・大型免許を取得、運送会社に就職し、まずは地場配送からとよく言われますが、別に中型飛ばして最初から大型でもいいと個人的には思います

自分の周りの今の若い子達はみんな最初から大型です

乗って見ないとわからないのですが乗用車と違い安定性もあり運転席からの視界が高く広いので同じ100キロ走ったとしても疲労度は実はトラックの方が低いです

面接時には都合よくつかわれないように『経験はありませんが長距離運転手希望です』としっかり伝えることです

もちろん初めはトラックは大きくて怖く感じたり不安に思うかもしれませんがハッキリ言います

乗っていれば慣れます大丈夫です

いつまでも長距離へ移行出来なければ『この会社は教習所でトラックの練習をしたと割り切って』他社へ移りましょう。その頃には運転も慣れて自信もついているからその様な考えが浮かぶはず

今なら運転手は『引く手あまた』若い人なら尚更!ガンガン行きましょう 売り手市場です

まとめ

長距離トラック運転手は、体力的にも精神的にも大変な仕事ですが、人によってはまさに天職にもなり得ます

50代で始める方や女性の方もいます。新参者にはいろんな意味で昔よりはハードルは低いと思います 

昨今の働き方改革で昔のように寝ないで深夜国道を飛ばして走るなんてほぼないですし、拘束時間の関係上ほとんど高速道路移動が多いと思います

そのせいで(パーキングエリア止めれない問題)があるんですけどここでは長くなるのでやめときます

無茶苦茶な運行状況だと今の時代すぐ労基が動いて会社が潰れます

「運転が好き」「高収入を目指したい」という人には、まだまだ挑戦する価値のある仕事と言えるでしょうか

運転手と言っても多種多様なので今後、テーマに沿って深掘りしていきたいと思います

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